残念ながら、派遣社員は「遅延証明書」があっても遅刻扱いですよ
都内で働いていると、毎日どこかしらで電車の遅延のお知らせを駅のホームで耳にします。ある時は自分もそれに巻き込まれて、「遅延で出社が遅れます」なんていうメールを送る羽目になったりもするわけです。
大幅な列車の遅延が発生すると、よく改札前で配っているのが「遅延証明書」です。今はネットでもダウンロードできるみたいですね。
「遅延証明書」を提出することで不可抗力による遅刻ということが認められ、遅刻をしていないものと見なすといった配慮が行われる企業もあります。
しかし。
我らが派遣社員は「遅延証明書」を提出しようがしまいが、遅刻は遅刻となってしまうのです。
派遣社員は「時給」で働いています。時給というのは、実働時間に対して発生するものです。したがって、遅刻した分は職場にいないので、時給は発生しない。その分のお給料が減ってしまうというわけになります。給料のことだけを考えると、大幅な遅延のときは有給とったほうが良いってことになっちゃうんですよね…。
そういうわけで遅延しやすい路線を利用している私は、15分の余裕を持って職場に向かうことにしています。さすがに5分、10分程度の遅延でカリカリしたくないですもの。
余談ですが「大雪のため、列車が○時以降は運休になります」というとき、さっさと帰れと職場からお達しがでたことがありました。そのとき「定時まで出社扱いとする」という一文があったのには嬉しかったなぁ。午後の早いうちに帰ると、数千円違うからね!