一般派遣として働いている女性である私の体験談を書いていきます。派遣会社の情報も。

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一般派遣として働いている女性である私の体験談を書いていきます。派遣会社の情報も。

全ての派遣社員は、いつ派遣の契約終了がきても良いように準備をしておくべき


派遣社員には、いつか契約終了日がやってくる
派遣社員というのは、契約で決められた間は派遣先で仕事をするという働き方です。私たち派遣社員と派遣先の企業、双方の合意が得られれば、契約が更新されて引き続き働くこととなります。場合によっては、契約が更新されないことも。たとえば私の場合ですが、プロジェクトのチーム編成の都合でポジションがクローズとなったため契約終了となったことがありました。
そもそも派遣社員には3年ルールがあるので、同じ職場にい続けることができないのですけどもね。

契約終了のお知らせは、期日の1ヶ月半前くらいに派遣の営業担当者より告げられます。でも正直なところ、自分自身で「そろそろ契約終了かな」というのが現場の空気で分かってしまいますよねー…。

派遣の仕事というのは、応募してから決定までスムーズに行けば数日で終わります。でも、闇雲に応募すればいいってものでは、ない。仕事内容の希望はもちろん、時給や会社の場所、その他諸々希望があるわけですし。そろそろ契約終了になりそうなら、そういったもののたな卸しをしておくべきなんでしょうね。

次の職場見学に備える
現在の職場での契約終了後にも引き続きどこかで働く意志があるのであれば、避けて通れないのが企業との面接です。派遣社員の場合は「職場見学」なんていわれることもありますが、やってることは面接なんですよね…。

参考:派遣社員の事前面接は禁止だというけれど

先日読んだ本の中で、企業との面接に役に立ちそうなものがありました。その本の名前は『今日からあなたには仕事はありません』です。著者は豊田 大史さん。小説仕立てで話が進んでいくビジネス書です。

業績不振により投資ファンドに買収された東陽電子は、いままさに解体されようとしている。営業第二部に所属する長谷川紗希が選んだのは、グローバル企業へ再就職する道だった。3カ月ある試用期間のうちに「世界で通用する人材」にならなければ即クビ。彼女は最後まで生き残ることができるのか?(「今日からあなたには仕事はありません」|中経出版より)

『今日からあなたには仕事はありません』で、もっとものめりこんで読んでしまったのが「レジュメ」と「面接」の章。

職場見学で自分の経歴を企業担当者に紹介するわけですが、「スキルシートを上から順番に読んでいけばいいというものではない」ということに気がつかされました。文中の言葉を借りていうと、企業が知りたいのは「面接者の職歴を羅列した意志のない”自分辞典”」ではないということです。どうしてこのような職歴を歩んできたのか、ストーリーを知りたいのです。

そうはいっても、私は今まで就いてきた仕事の方向性がバラバラなので、経歴をどうストーリー化させたものか悩んでしまいました。考え込んだ末に思いついたのが、それぞれの仕事には何らかの共通点があるのではないかということ。そこをつなぎにすることで、不自然じゃないストーリーが作れるかな。

その他にも『今日からあなたには仕事はありません』では、仕事をこれから探したい人の参考になる内容がぎっしりと詰め込まれています。こちらが各章のタイトルです。
  1. レジュメ
  2. 英語力
  3. 面接力
  4. 差別化
  5. 説明能力
  6. レポーティング
  7. チームワーク
  8. モチベーションコントロール
  9. 目標設定
  10. グローバルマインド
『今日からあなたには仕事はありません』の内容をストイックに全部やる必要はないと思います。参考になりそうな部分をつまんでみる程度でも、仕事が良い感じに回っていくのではないでしょうか。